- けんたい
- I
けんたい【倦怠】(1)あきていやになること。
「彼と相対するときは, ~せしめざる程の事我掌中に在り/即興詩人(鴎外)」
(2)心身がつかれてだるいこと。II「~感」
けんたい【兼帯】(1)二つ以上の役目をかねること。 兼用。「朝食(アサメシ)~の午の膳に/明暗(漱石)」
(2)二つ以上の官職や職務をかねること。 兼任。III「手代が商売しながら自から取締の事をも~する/福翁百話(諭吉)」
けんたい【剣帯】剣をつるすために腰につける帯。IVけんたい【検体】〔医〕 検査に必要な材料。 血液・髄液・膿・穿刺液・尿・大便など。 検査材料。Vけんたい【献体】死後, 自分の身体を大学などの解剖実習用に提供すること。VIけんたい【献替】善をすすめ悪をいさめて主君をたすけること。 けんてい。VII「華聖頓(ワシントン)の維幄に参じ, ~する所多し/佳人之奇遇(散士)」
けんたい【肩帯】脊椎動物の前肢の肢帯。 上肢帯。VIIIけんたい【謙退】控え目に振る舞う・こと(さま)。 謙遜。「天性~なりしが/西国立志編(正直)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.